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副業・事業

医師が副業をするメリット・デメリットを解説!【心を決めよう】

2022年1月8日

 

こんにちは、コアライ ミナトです。

この記事を書いている僕は、副業のブログを始めて約1年(準備段階から数えると)、少しずつ利益が上がり始めています。また他の医師の副業にもアンテナを張って、日々研究をしています。

そんな経験を元に、今回は副業のメリット、デメリットを解説します

 

「副業が気になっている、でも一歩が踏み出せない」という方の、お力になればと思います。

 

※このブログでは、

・医師としてのアルバイト
・医師と関係のない仕事

の両方を合わせて、副業と呼ぶことにします。

 

副業のメリット

 

収入が増える

金額面

一番のメリットは、なんといっても収入UPですよね。

例えば医師のアルバイトの相場は、時給1万円程度です。未経験者OKなど、高いスキルを要求されないアルバイトでも、このくらいは期待できます。さらに専門性を活かし、うまく探せば、時給2万円以上も可能です。

一般的な常勤医の給料は、時給換算すると5千円程度と言われているので(個人差は大きいですが)、それと比べてもかなり高給と言えますね。

医師以外の副業で、この時給を超えるのはなかなか難しいですが、それでも月に2ケタ万円くらいの上乗せは十分に期待できます。

世間一般でいうと、平均的な副業収入は、月に7万~17万円くらいとのことです。

 

自分に合う収入の形態

収入面でのメリットは、単に金額=数値的なものだけではありません。

「自分に合う収入形態を選べる」というのも、大きなメリットです。お金の稼ぎ方には、大きく分けると、下の3つがあります。

・定額で雇われる(≒常勤)
・時給で雇われる(≒非常勤、アルバイト)
・自分で稼いだ分だけもらえる。ゼロもある。(≒歩合制、起業)

 

この3つにはそれぞれに良い点・悪い点があって、人によって、どれが合うかも違ってきます。さらに3つの収入をうまくブレンドすれば、モチベーションを保つことにもつながります。

僕自身は、基本的には「定額=常勤」タイプですが、それだけではモチベーションがゴリゴリ下がっていくタイプです。

副業をすることで、自分に合った働き方がみつかると思いますよ。

 

満足感

「お金に色はついていない」という言葉を、聞かれたことがあるでしょうか。

・本業でお金を得る
・副業でお金を得る
・人からお金をもらう
・節約をしてお金を浮かせる

「これらはどれも同じだ」という意味の言葉です。

ただ体感としては全くそんなことはなく、「副業で稼げた」というのは、満足感に繋がりやすいように思います。本業と異なる業態であれば特に、です。

初めて副業で稼いだ5000円は、未だに使わず飾っています。

 

こういった「収入を得る満足感」も、副業のメリットではないでしょうか。

 

知識や経験が手に入る

本業への良い影響

副業で得た知識や経験は、本業に還元することもできます。

例えば僕の場合、副業の医師転職ブログによって、プレゼンテーション力や文章力が向上したように感じます。

また転職やアルバイト探し・働き方・労働条件について詳しくなったため、「今後仕事探しで困ることはなさそう」という実感を持っています。

同僚の医師に、アドバイスできる機会も多いですね。

 

騙されにくくなる

副業によって様々な角度から物事がみられるようになり、騙されにくくなります。

この人は、なんでこんなことを言っているのだろう。…なるほど、こういう仕組みでお金につなげようとしているのね。

というのが、分かるようになってきます。「不安を煽って、情報商材や投資に流す」というのが、一番わかりやすい例ですね。

 

人脈が広がる

医師や病院

人脈が広がるというのも、副業をするメリットです。

医師としてアルバイトをする場合は、医師や病院という人脈に繋がります。信頼が得られたら、そういった人達から、

・知識やスキル
・また別の仕事
・新たな人脈

を紹介してもらえて、そこからさらに…という好循環が生まれます。

学術活動や交流会でも人脈は広がりますが、「信頼を得る」には一緒に仕事をするのが一番です。

 

医師以外

医師以外の副業をすると、普段関わることがない人との交流をすることができます。

例えばこのブログが育ってきたことで、大きな企業とお話しする機会もいただけるようにもなりました。

関連記事
ドットコム取材
医師転職ドットコムを直接取材してみた~強み・評判・転職のトレンド~

 

今後は医師に関わるサービスや、副業をしている医師に取材ができたらな、と考えています。

 

本業の魅力を再発見できる

ここまで僕の副業が順風満帆であるように書いてきましたが、実は全くそんな事はありません。分からないこと、うまく行かないことだらけです。

そんなとき、本業つまり医師という仕事の魅力を再発見することができます

医師という仕事は、やはり人から感謝される仕事ですし、善意の上に成り立っている仕事です。安定していますし、高給です。

自分のことを「特別、優秀な医師だ!」と思うことはなかったのですが、それでも始めたばかりのブログよりは、当然医師の方がうまくやれます。

医師になるために費やした時間、医師になってから費やした時間など、自分の「医師としての価値」に気付くきっかけになるわけです。

 

副業のデメリット

 

時間・体力が不足しがち

副業には、デメリットもあります。一番のデメリットは、時間や体力を使ってしまうことです。

下のグラフは、勤務医の勤務時間を示しています。週当たり勤務時間の中央値は50~60時間で、これは年間の「残業時間」に直すと約780時間ということになります。

参照元:第9回医師の働き方改革の推進に関する検討会 参考資料3

ちなみに医師以外の職業では「年間残業時間が720時間まで」と定められています。医師の中央値は、これを軽く超えてしまっているわけですね。

このことからもわかるように、医師が副業の時間を取るのは、なかなか難しいです。

中長期にわたって無理なく副業をするのであれば、少なくとも勤務医の中央値よりは、忙しくない環境に身を置くのが望ましいと思います。

 

失敗することがある

副業の、もう一つの大きなデメリットは「失敗することがある」ということです。

「することがある」というのはマイルドな表現で、「最初の副業は、ほぼ間違いなく失敗する」と言い切っている人もいます。

もちろん、何をするかにもよります。医師のアルバイトなどであれば、失敗は少ないはず。

何度も失敗し、作り直すことで最後に成功するというのが王道ではないでしょうか。

 

よくみる失敗例

失敗の最もよくあるパターンは、「大きく始めすぎてしまう」ことですね。

早く成功したいあまり、最初から大金を突っ込んでしまったり、自分がものすごい労力を注ぎ込むことを前提に計画を立ててしまったり、です。

 

「人に迷惑をかけてしまう」というのも、失敗です。

仮に一時稼げたとしても、下記のような状態では、成功とは言えませんよね。

・法律やルールの理解が不十分。
・目立つために、人を傷つけるような発言をする。
・知識不足から、間違った情報発信をしてしまう。

こういったことを100 %避けるのは難しいですが、極力ないよう準備や心構えをしたいものです。

 

失敗例から分かるポイント

上で書いたようなよくある失敗例から、副業のコツを考えてみます。

 

小さく始める

お金の面でいうと、初期費用がなるべくかからない業態や、やり方を選ぶのがおすすめです。労力も、「それほどかけなくても最低限の継続はできるもの」を考えたほうが良さそうです。

副業初心者は、コスト(お金と労力)を低く見積もってしまいがちです。例えば「開店費用が、予算の何倍にも膨れ上がる」などです。

「最初の副業は、ほぼ間違いなく失敗する」という前提に立って考えると、「小さく始めて、余力があれば追加でコストを注ぎ込んでいく」という戦略が基本となります。

 

勉強・経験してから始める

きちんと勉強をしてから副業を始めるというのも、重要です。

「とりあえず始めてみて、やりながら勉強する」というのも間違いではないのですが、下記の内容くらいは、始める前に押さえておきたいところです。

・最低限の法律やルール。
・自分を守るための知識。
・人に迷惑をかけないだけの知識(間違った内容を発信しないため)。

 

さらに勉強した内容について「自分の理解が正しいか」「現実でも正しいか」を確かめるための、「経験」も重要です。

勉強と現実は違っていて、勉強だけではいわゆる「エアプ」状態になってしまいがちです。

情報発信をするならきちんと自分が経験をしたことを、起業するならばその業界で働いてみて、というのが失敗を減らすポイントではないでしょうか。

意外と疎かにされがちです。

 

小さな失敗は経験と捉える

結局のところ、「人に迷惑をかけず、自分も大きなデメリットを負わない」ような小さな失敗を経験と捉え、それを継続していくことが一番のポイントです。

とにかく長く続けることで、知識や経験、人脈は増えていき、自分に合った副業のやり方もみつかるはずです。小さくても、とにかく継続していくことが、力になります。

 

副業をおすすめする理由

ここまで書いてきた通り、副業にはメリットもデメリットもありますが、個人的には「興味があるなら、ぜひやってみてほしい」と思います。その理由は、下記の通り。

 

医師の待遇は悪化傾向かも

昨今、医師を取り巻く環境は少しずつ厳しくなっていて、今後もその傾向が続きそうだと感じる方も多いのではないでしょうか。

例えば、こんな項目で...

・給料
・病院の経営状況
・働き方改革
・家計の負担
・医療AI
・僻地医療問題

関連記事
医師の仕事の将来性
【医師の仕事の将来性】安泰?食いっぱぐれる?6つの要素と対策
現実に向き合い、リスクを分散するための手段の1つが、副業だと思います。

 

アルバイトしている勤務医

こういった現状を反映して、副業をする医師は増えているように感じます。

例えば、「大学病院以外の医師の約4割が、医師としてのアルバイト(=兼業)をしている」というデータがあります。

アルバイト数

参照元:第9回医師の働き方改革の推進に関する検討会 参考資料3

 

大学病院の医師がアルバイトするのは当然として、それ以外でも半分近くが...というのは、驚きです。

 

副業は楽しい

収入増や、将来の不安解消のために始める人が多い副業ですが、実際にやってみると「楽しい」です。

世界が広がりますし、「好きを仕事に」を実現することもできます。

待遇が悪化傾向とはいえ、医師の仕事(=本業)は高給かつ安定しているのも事実なので、副業では好きなことにチャレンジできる余地が大きいんですよね。

「自己実現」という意味でも、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

「医師が副業をするメリット・デメリット」というテーマで、解説しました。

ポイント

  • 収入、経験、人脈などメリットは多い。
  • 時間や労力、失敗の可能性などがデメリット。
  • きちんと準備し、小さく始めるのがポイント。
  • 医師の待遇は、悪化傾向かも。
  • 副業は楽しい。

 

このブログでは、今後も医師の副業についての情報を発信していきますので、お楽しみに。

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