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おすすめ医師転職エージェントはここ!各社への取材を元に徹底比較【根拠あり】

医師転職エージェント比較

 

こんにちは、コアライ ミナトです。自身の経験を元に、医師の転職やキャリアについてのブログを書いています。

今回は「おすすめの医師転職エージェント(サイト)」です。

 

このブログではこれまでに、多数の医師転職エージェントに取材をしてきました。多くの医師が利用するような会社は、ほとんど網羅できていると思います。

1社1社直接お願いをして…なかなか苦労しました。

 

実際に転職を経験した医師の目線で質問を厳選し、各社へ同じような質問をすることで、根拠のある比較ができたと思います。

 

この記事のポイント

  • なぜその転職エージェントを勧めるのか、明確な根拠を持って比較しました。
  • 利用者個人の感想ではありません。
  • 1人の担当者についてだけではなく、会社全体を評価しています。

 

転職を考えている医師の方には、必見の内容となっています。では、行きましょう!

 

重要項目を比較

 

取材をした転職エージェントは、おすすめ順に以下の通り。

エムスリーキャリアエージェント

Dr.転職なび

民間医局

マイナビDOCTOR

医師転職ドットコム

 

比較表

まずは、簡単に比較していきましょう。各社の特徴はこんな感じ。

エージェント比較

 

各項目について解説

続いてはそれぞれの比較項目について、重要な順に、詳しく解説していきます。

 

コンサルタント(担当者)

相談に乗ってくれる「コンサルタント=担当者」の質や相性は、転職活動において最も重要な要素です(エージェントとも呼ばれます)。

これは実際に転職活動をしてみて、強く感じました。

病院側への質問や交渉、契約の代行をしてもらうため、きちんとした人でないと困りますし、転職初心者で自身の希望が固まっていないなら、担当者のアドバイスに影響される場面も多いです。

 

ただ最も重要な要素でありながら、明確な根拠を持って、会社全体を比較するのが難しいのも事実。利用者個人の感想や、1人のコンサルタントの印象に引っ張られがちですよね。

そこで今回は、資格取得や勉強会など、「会社を挙げて、どれだけの人材育成に力を入れているか」に、フォーカスしました。

 

各社とも様々な取り組みをされていますが、特に重視したのは「医療経営士」の資格です。最近では「医師転職エージェントといえば医療経営士資格」という風潮もあって、取得させる会社も増えています。

実はこの資格、受験料や維持費がかなり高いんですよね。全員が医療経営士の資格を持っている会社からは「それだけの費用を負担してでも、人材にこだわる」という理念を感じます。

 

全員が医療経営士の資格を保持しているのは…

コンサルタントが◎

エムスリーキャリアエージェント・Dr. 転職なび

 

実際に利用した感覚としても、やはりこういった会社は「一人一人の質が高い」と感じます。

 

情報提供

このブログの取材では、単に転職エージェントそれぞれのサービスについてだけではなく、「医師の転職全般」の情報についても多くの質問をしています。

例えばこんな質問。

・専門医資格ってどれくらい価値がある?
・何回目の転職からマイナスイメージをもたれやすい?
・転職に有利な科は?
・医師の大量離職って転職市場にどんな影響がある?

 

こういった抽象的な質問にも、根拠を持って丁寧に答えてくれる会社には、相談したくなりますよね。

「へぇ~」と思うような価値のある情報を、特に多く提供をしてくれたのは、以下の3社です。

 

情報提供が◎

エムスリーキャリアエージェント・Dr. 転職なび・民間医局

 

「とにかく転職しましょう」ではなく、それぞれの選択肢に対して、デメリットも含めて教えてくれたのも評価できると感じました。

マイナビDOCTORからは「医師の転職全般」に関する回答が少なかったため、このブログでの情報面での評価は難しかったです。

 

求人数

求人数も、転職エージェントを評価・比較する上で重要な要素ですよね。多くの求人の中から選ぶことで、満足度の高い転職ができる可能性が高くなります。

 

求人数が特に多いのは…

求人数が◎

マイナビDOCTOR(常勤40000件以上、非常勤40000件以上)

 

マイナビDOCTORは医師だけでなく、看護師・薬剤師などの転職にも携わっているので、それだけ医療機関とのつながりも強くなり、独占求人を含めた多くの求人を獲得できるわけです。

 

またエムスリーキャリアエージェントでは「医療機関に相談して、採用枠を作る」という取り組みをされていて、こちらも評価できると思います。

具体的に言うと、転職希望の医師の登録があったら、表立って求人が出ていない病院にも問い合わせをし、新たに求人を作るというわけです(問い合わせは匿名で行われるため、周囲に知られることはありません)。

このためエムスリーでは公表されている求人数以上に、豊富な求人を紹介してもらえます。

 

Dr. 転職なびの「求人の毎日更新」も評価すべきポイントでしょう。きちんと募集が終了した求人が除外されているため、「公表されている求人の数や待遇」について、信頼性が高いです。

 

支社

いずれの会社も47都道府県全て対応可能ですが、支社の数が多い会社は「地域ごとの情報は豊富」という強みがあります。複数の医療圏で働いて感じたことですが、土地が変わると医師の働き方もかなり変わるのですよね。

医師数が多かったり、医局の力が強かったり…

 

こういったローカルな情報や他県との比較は、そこで働いていく上で参考になるはずです。

またその地域で生活しているコンサルタントからの、「この地域は子供の教育におすすめ」みたいな情報は、そこでの生活が想像できてありがたいですよね。地方で転職をする場合、あるいは馴染みがあまりない医療圏で働く場合は、支社数の多い会社に相談してみるのもおすすめです。

 

支社の数が特に多いのは…

地方の情報が◎

民間医局(17箇所)、マイナビDOCTOR(13箇所)

 

利用者数

実際にどれだけの医師が利用しているのか、あるいはどれだけの実績があるかも参考にしたいところです。ただ会社としては比較につながるためか、なかなか明確なデータの開示は難しいようです。

取材で質問した項目は、「年間登録数・累計登録数・実際に常勤医として転職をする数・実際に非常勤のポストを得る数」です。

各社の回答がこちら。

 

・エムスリーキャリアエージェント
年間登録数 30000人以上、累計登録数 200000人以上。

・Dr. 転職なび
累計登録数:32000人
実際に常勤医として転職をする数:年間の転職紹介数は250人
実際に非常勤のポストを得る数:年間の非常勤紹介数は41300人(延べ数)

・民間医局
累計登録者数:143000人(レジナビの登録者を含む)
年間成約件数:常勤・非常勤あわせて約58000件

・マイナビDOCTOR
非公開

・医師転職ドットコム
累計登録者数:50000人以上

 

規模感だけでも、感じ取っていただけたらと思います。

 

各社の詳細

では改めて、転職エージェント会社それぞれの特徴について、解説していきます。

 

エムスリーキャリアエージェント

M3 top

・求人数
常勤 17000件以上、非常勤 13000件以上
・支社
東京のみ

 

まずは業界最大手のエムスリーキャリアエージェントです。医師転職といえば、まずはエムスリーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。登録医師数は、圧巻の200000人以上となっています。

一番の強みは、コンサルタントの質へのこだわりと多数の転職実績からくる情報量でしょう。

コンサルタントは全員が医療経営士の資格を持っており、さらに独自の社内テストに合格した人だけが医師の対応をするなど、人材育成に力を入れています。

抽象的な質問に対しても、過去のデータを元に迅速・的確な情報提供をしてくれます(詳しくは「取材記事」参照)。

さらに求人数の項でも書いた通り、「医療機関に相談して、採用枠を作る」という独自の取り組みにより、希望に沿ったポストをみつけられる可能性が高くなります。

 

実は僕自身も、転職時の取りまとめはエムスリーにお願いしたんですよね。

 

個人的には気になりませんでしたが、「地方に支社がない」というのが気になる人(地方での転職、馴染みのない土地での転職など)は、同時にもう何社か登録しておいてもいいかもしれません。

いずれにせよ「外す理由がない会社」であり、このブログでのおすすめNo. 1です。

 

 

Dr. 転職なび

Dr. 転職なびtop

・求人数
常勤 13000件以上、非常勤 11000件以上
支社
札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、福岡

 

続いてはDr. 転職なびです。

この会社も、コンサルタント全員が医療経営士の資格を持っています。さらに医療経営士資格は1~3級があるのですが、より上級の2級、1級(全国に十数人)まで取得していっている人がいることも評価ポイントでしょう。

プロモーション目的だけではなく、本質的な質の向上のために資格取得をしているようにみえます。

定期的に、社内勉強会も開催しているとのこと。

 

また取材時には、多くの質問に対して、たった8時間で回答をいただきました。対応の早さや、社内の風通しの良さ、常に転職情報を認識している(改めて調査せずに回答ができる)ことなどがうかがわれます

コンサルタント約20人、求人担当約15人、支社が7箇所と、規模としてはやや小さいようですが、「信頼できる要素の多い会社」だと感じます。

 

 

民間医局

民間 top

・求人数
常勤 14000件以上、非常勤 13000件以上
・支社
北海道・宮城・群馬・埼玉・東京・千葉・神奈川・愛知・石川・京都・大阪・兵庫・広島・香川・福岡・熊本・沖縄

 

民間医局も有名ですよね。名前が印象的ですし、医師賠償保険などでお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

その最大の特徴は、やはり支社が多いことでしょう(全国17箇所)。

 

・都市部以外で転職する人
・他県に転職をする人
・複数の県が候補になる人
・Uターン、Iターンなどで馴染みのない土地に転職をする人

こういった人には、特におすすめです。

 

もう一つの特徴として、非常勤の斡旋にも手厚い点が挙げられます。非常勤ポストの紹介であっても、面談を行い、希望を調査するという取り組みをされています。

このため、初めてアルバイトを探す人や、フリーランスも考えている人にもおすすめです。「転職はまだ…」という人も、アルバイトを探すついでに、キャリア相談をしてみるのも良いかもしれません。

 

コンサルタントについては、「全員が資格取得」など明確なポイントはなさそうなものの、勉強会や情報交換会は盛んとのこと。この点は「実際に関わってみての判断」ですね。

 

 

マイナビDOCTOR

マイナビtop

・求人数
常勤 40000件以上、非常勤 40000件以上
・支社
東京・大阪・名古屋・福岡・横浜・さいたま・千葉・札幌・仙台・京都・神戸・岡山・広島

 

マイナビDOCTORは、転職大手のマイナビが展開する医師転職エージェントサービスです。

医師以外にも看護師や薬剤師、コメディカル、介護などの転職サービスも行うことで、自然と多くの医療機関(20,000社以上)とのパイプができ、これが圧巻の求人数につながっています

独占求人も多数ありますよ。病院とのパイプが強ければ、雰囲気など内部の情報も教えてもらえそうですね。

 

このブログでの取材では、「転職全般の情報」についての回答が少なかったので、その点の十分に評価できておらず、この順位となりました。

ただやはり求人数は圧倒的であり、「多くの求人の中から選ぶ」のが転職を成功させるために重要なのは、紛れもない事実です。複数社登録するうちの1社として、ぜひ含めておきたいところです。

 

 

医師転職ドットコム

ドットコムtop

・求人数
常勤 24000件以上、非常勤 15000件以上
・支社
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

 

医師転職ドットコムの特徴はこちら。

・求人数:常勤24000件以上、非常勤15000件以上
・コンサルタント:医療経営士やキャリアコンサルタントの取得を奨励している。
・支社 7箇所
・累計登録者 50000人

この記事で重視した項目では、「〇〇数がNo. 1!」など、明確な強みを引き出すことができませんでした。

ただ求人数はマイナビDOCTORに次いで2位ですし、資格取得も現時点で全員ではないものの勧めているようです。コンサルタント数が約80人と、なかなかの規模です。

バランスの取れた、いい会社だという印象を持ちました。

 

 

【番外編】美容医師求人ガイド

美容求人top

 

美容医師求人ガイドは、2019年に創設された美容クリニックへの就職・転職に特化したエージェントです。

最近は、美容分野が若手医師中心に人気となっており、医学生や研修医の利用も多いです。美容分野に特化しているだけあって、「そのクリニックにはどんな特徴があるか」「なぜそのクリニックを紹介するか」というアドバイスが魅力です。

定期的にオンラインでのクリニック説明会も開催しているため、美容分野に興味がある方は登録をおすすめします。

 

 

選ぶ際の考え方と登録後の流れ

3社くらいの登録がおすすめ

転職を考えている人は、ここまで挙げてきた「各社の強み」や「取材記事から受ける印象」を元に、3社くらいを選んで登録するのがおすすめです。「まだ具体的に考えているわけではない」という人は、1~2社くらいでしょうか。

 

「3社登録」をおすすめする理由はこちら。

・各社、強みと弱みがある。
・登録するほど、多くの求人にアプローチできる機会が増える。
・コンサルタントとの相性は重要。
・複数のコンサルタントからアドバイスがもらえる。
・働きながらきちんとやり取りできるのは、3社が限度。

 

多くの会社に登録すればするだけ、紹介してもらえる求人は増えますし、関わるコンサルタント(担当者)も増えます。

特にコンサルタントについては、人間と人間のことなので、関わってみるまで「本当に合うかどうか=相性」は分かりません。一番信頼できる人と転職活動を進めていくため、複数人と関わってみることをおすすめします。場合によっては「担当者を変えてもらう」ということも可能です。

 

ただし働きながら、各担当者とやり取りをするのは、なかなかの労力がかかります。

僕自身の経験上、仕事をしつつきちんと対応できるのは、3人までです。それ以上になると、どうしてもいい加減になってしまうのですよね(希望や候補の感想を、きちんと伝えなくなってしまう)。

以上の理由から、3社くらいが「ちょうど良い」のではないかと感じています。

 

登録後の流れ

エージェント登録後の流れは、こんな感じ。

登録後の流れ

 

電話やメールでの希望調査の後、求人情報の提示が始まります。質問や交渉、見学の申込みはコンサルタントが代行してくれるため、自分で行うよりもかなり楽です。

入職したい病院が決まれば、面談(見学と兼ねられるところも多い)の後、コンサルタントが作った契約書を交わして入職という流れになります。

入職後も時折連絡があり、困っていることがあれば病院と交渉を行ってくれるなど、アフターフォローも充実しています。

いずれも無料で利用できます。

 

より詳しい流れは、こちらの記事からどうぞ。

関連記事
医師転職マニュアル
医師転職の流れを完全解説~エージェント登録から入職まで~

 

まとめ

主要な医師転職エージェントサービスの比較をしました。おすすめランキングはこちら。

エムスリーキャリアエージェント

Dr.転職なび

民間医局

マイナビDOCTOR

医師転職ドットコム

 

それぞれの「取材記事」では、この記事の根拠となった各社の回答を読むことができます。会社の雰囲気や考え方の違いを感じ取っていただけると思いますので、よかったら参考にしてください。

では今回は以上です。この記事が、転職活動のお役に立ちましたら幸いです。

 

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