転職

【例文集】医師が転職活動で必要なメールの書き方

2021年10月10日

 

この記事に内容

  • 医師が転職に関連して送るメールの文例

 

この記事を書いている僕は転職を経験した医師で、転職や医局に関するブログを書いています。

今回のテーマは「医師の転職とメール」です。

転職活動中には、たくさんのメールをやり取りする必要があります。その相手も、転職候補の病院から現在の上司、医局など様々です。

 

深刻な話題だけに、言い回しなど本当に気を使いますよね。

メールの文面を考えるだけで何時間もかかってしまったり、後から読み返して不安になったり。

こんな労力を少しでも減らすために、僕自身の転職経験を元に、医師ならではの事情を考慮しながら、文例を作成してみました。

 

\医師 転職サイトを1社ずつ取材し、徹底比較しました/

転職サイト比較記事は こちら

 

転職エージェントを利用しない場合の文例

 

宛名と署名

まず全てのメールで共通する、宛名と署名の書き方です。

宛名

〇〇法人 〇〇会 〇〇病院 部署名
〇〇 〇〇 様

病院名は〇〇法人から、略さず書くのが正式です。部署名や氏名がわからない場合は、「(人事)ご担当者様」と書いておきましょう。

 

署名

〇〇法人 〇〇会 〇〇病院 〇〇科
〇〇 〇〇 拝


自宅住所:
電話番号:
メールアドレス:

 

病院への初回のメール

転職エージェントを利用しない場合は、病院のホームページから求人を探し、直接メールを送るという方法が基本になります。

その文例は下記の通りです。

件名:〇〇科医募集についてのお問い合わせ

初めてメールを差し上げます。

貴院ホームページの求人欄を拝見しご連絡いたしました、〇〇病院 〇〇科で勤務しております〇〇と申します。医師歴○年目で、〇〇の資格を保有しております。今後は、〇〇市で働きたいと考えており(志望理由など)、貴院に興味を持っております。

ホームページにて〇〇科の医師を募集されていますが、採用のご予定はありますでしょうか。もしございましたら、応募を検討させていただきたいと考えております。

お忙しいところ誠に恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。

 

履歴書の送付

件名:履歴書送付の件

お世話になっております。〇〇です。

ご指示いただきました応募書類の履歴書を、添付ファイルにて送付いたします。

ご査収の程、よろしくお願い申し上げます。

 

面接申し込み

件名:面接の日程調整のお願い

お世話になっております。〇〇です。

面接日程のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。ご提示いただきました候補日のうち、下記の日程を希望させていただきます。

1. 月 日(曜日)時~
2. 月 日(曜日)時~
3. 月 日(曜日)時~

日程のご調整の程、何卒よろしくお願いいたします。

面接の流れやポイントは、下の記事にまとめています。

 

 

面接後のお礼

面接の後には、当日中にお礼のメールを送ることをおすすめします。下記は採用担当の方にお送りする文例です。

件名:面接の御礼

お世話になっております。

本日面接の機会をいただきました、○○です。ご多忙のなか、面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。

面接の中で、(・・・いいと感じたこと・・・)に感銘を受けました。

まずは、面接のお礼を申し上げたく、メールいたしました。

末筆ながら、貴院のますますのご発展をお祈り申し上げます。

追伸:〇〇先生をはじめ、面接を頂いた皆様にも宜しくお伝えください。

複数の病院をみてから決める人が多いはずなので、この時点では「貴院で働きたい」という内容は省いています。

 

内定のお礼と保留

件名:内定の御礼

お世話になっております。〇〇です。

この度は内定をいただき、誠にありがとうございます。

すぐにでもお返事をすべきですが、面接の際にもお伝えしましたとおり、他に面接を予定している病院があり、それらを終えた上で判断をしたいと考えております。

〇月〇日まで、お返事をお待ちいただくことは可能でしょうか。

こちらの事情で誠に申し訳ありませんが、ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

※医師の転職において、内定を受けるか否かの返事は、一般的に2週間程度は待ってもらえることが多いようです(転職活動中に、転職エージェントに確認)。ただ例外もあるはずなので、面接時に個々の病院に確認することをおすすめします。

 

入職決定

件名:内定受諾のご連絡

お世話になっております。〇〇です。

内定をいただきました後、猶予期間をいただき誠にありがとうございました。検討の結果、ぜひ貴院に入職させていただきたいと考えております。

これまでに培ってきた経験を生かし、貴院に貢献できるよう努力してまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

内定辞退

件名:内定辞退のご連絡

お世話になっております。〇〇です。

この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

このような光栄なお知らせをいただきながら大変恐縮ですが、 内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。あらためて自分の適性や今後のキャリアを検討した結果、他の病院への入職を決断いたしました。

これまでお時間を割いていただいたにもかかわらず、こうしたご報告をすることになりましたことを、心よりお詫び申し上げます。

末筆ながら、貴院のますますのご発展をお祈り申し上げます。

 

転職エージェントを利用する場合の文例

 

転職エージェントに依頼すると、病院とのやり取りを代行してもらえます。

これによって、

・候補病院をピックアップ、一覧にして提示してもらえる
・医師本人が病院へ連絡をする必要がなくなる
・面接前に雇用条件の詳細を把握することができる

というメリットがあります。

エージェントと金銭のやり取りはありませんが、立場的には医師が「依頼する側=顧客」ということになります。このためエージェントとのメールのやり取りは、そこまでかしこまったものである必要はありません

※転職が成立した場合も含めて、医師側が転職エージェントに金銭を支払う必要はありません

 

転職エージェントを利用するメリット・デメリットは、下の記事にまとめています。

 

エージェントメリットデメリット
【医師転職】転職エージェントを使うメリット・デメリット

 

雇用条件問い合わせ

エージェントを通して、病院側に雇用条件の問い合わせをしてもらう際のメールです。

件名:雇用条件のお問い合わせ

お世話になっております。〇〇です。

〇〇病院について、下記の点をご確認いただけますでしょうか。

・モデル年俸は〇〇万円というのは、これは当直代や残業代を含んだものか
・残業代が支給されるか
・同科医師はどの程度の時間、残業をされているのか

お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

候補病院について、事前にチェックしておきたい項目は下の記事にまとめています。

 

 

エージェント(担当者)を変更してほしい場合

医師が転職を成功させる上で、エージェントとの相性は非常に重要です。特に転職初心者の場合は、エージェントの提案の仕方1つで、決断が大きく変わる可能性があります。

そのため「このエージェントとは合わない」と感じたら、同社内で担当を変わってもらうのも1つの方法です。大手であれば、社内に多数のエージェントが所属しています。

気まずく感じるかもしれませんが、遠慮する必要はありません。

 

件名:担当変更のお願い

お世話になっております。〇〇です。

先日から〇〇様に担当していただき、迅速・丁寧な対応に感謝しております。しかし〇〇様のおすすめ頂く内容と、私の価値観との間に、少しずれがあるように感じております。

こちらにも至らない点があったかと存じますが、もし可能であれば、他の担当者の方とお話をしたいと考えております。

不躾なお願いとなり大変恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

もちろん最初から複数のエージェント会社に登録しておくのは、大前提です。

その上で、ある会社の担当者と相性が悪くても、その会社が良い求人情報をもっている可能性はあります。相性だけを理由に会社ごと切り捨てるのは、もったいないように思います。

 

転職先の決定

転職先が決まったら、その病院に面接を申し込むときに通したエージェントに、決心したことを伝えます。

件名:内定受諾のご連絡

お世話になっております。〇〇です。

先日面接を行った、〇〇病院が自分に合っていると感じ、入職したいと考えております。

〇〇病院との契約手続き、並びに他の病院へのお断りの連絡をお願いいたします。

 

転職先決定後の、他のエージェント会社への連絡

転職活動をしているほとんどの医師が、複数のエージェント会社に登録し、候補の提示を受けていると思います。

A社を通して病院との契約に至った場合、登録している残りのB社、C社には候補病院探しを終了してもらうための連絡が必要となります。文例は下記のとおりです。

件名:転職先決定のご連絡

お世話になっております。〇〇です。

先日、他社を通じて面接を行った〇〇病院が自分に合っているように感じ、そちらに転職をすることにしました。

これまで多くの候補をご提示いただいたにも関わらず、誠に申し訳ありません。ご了承の程よろしくお願いいたします。

 

医局、職場関連の文例

 

医局に辞めることを伝える

医局に辞めることを伝えるときは、教授にメールでアポイントメントを取り、最終的には直接会って話すというのが一般的です。

アポイントメントメールの文例は、下記の通りです。

件名:ご相談

〇〇大学 〇〇科
〇〇教授

平素よりお世話になっております。(現在〇〇病院で勤務しております)〇〇です。

折り入ってご相談したいことがあるのですが、お時間をいただけませんでしょうか。お忙しいところ誠に申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

医局に辞めることを伝える方法は、下の記事にまとめています。

 

切り出し方と注意点
【退局挨拶】医局を辞めるときの、切り出し方と注意点

 

転職後の挨拶/状況報告

転職前の職場の上司などお世話になった人への、転職完了後のメールです。

【転職のご挨拶】

お世話になっております。〇〇です。

少し落ち着きましたので、現状をご報告させていただきます。

退職時にご挨拶させていただきました通り、現在は〇〇病院で働いております。○床規模の病院で、(仕事内容)などを日々行っています。科内には、○名の医師が所属しています。わからないことを質問しやすい、働きやすい職場だと感じます。

今後も(転職前)病院での経験を活かし、成長していきたいと思っております。

長い間、大変お世話になりました。今後ともお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。

※関係性によっては、もう少しくだけた文章でもいいでしょう。

 

まとめ

転職エージェントを使う場合、使わない場合に分けて、転職活動中に必要となるメールの文例をまとめました。

転職活動中は、本当に多くの体力や精神力を使うことになります。

皆様がこの時期を乗り越え、素晴らしい職場を手にできることをお祈りしています。

今回は以上です。

 

おすすめの転職エージェント

エムスリーキャリアエージェント

Dr.転職なび

民間医局

マイナビDOCTOR

医師転職ドットコム

転職を考えているなら、この中から2~3つ登録するのをおすすめします。

 

▼これらをおすすめする根拠はこちら▼

▼エージェント登録の方法など、転職活動の全行程はこちら▼

・面接は〇〇を通して申し込むのがおすすめ
・内定を保持しておけるのは、約○日間
・〇〇の時期は、気分が落ち込みやすいので心の準備を

など、重要ポイントも多数解説しています。

 

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