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転職

メドピアキャリアエージェントを直接取材してみた~強み・評判・医師転職のトレンド~

2022年7月23日

メドピア取材

 

こんにちは、コアライ ミナトです。自身の経験を元に、医師の転職や医局についてのブログを書いています。

今回は、医師転職エージェントの【メドピアキャリアエージェント】に取材をさせていただきました。

 

「他社にはない独自の強みは?」などサービスについてはもちろん、

・専門医資格の価値は?
・最近の転科事情は?
・キャリアに悩む専攻医にどんなアドバイスをする?
・今後医師の転職市場はどう変わっていく?

など転職の疑問を、ここぞとばかりにぶつけてみました。

実際に転職を経験した医師の目線で質問を厳選し、サービスを評価しています。転職を考えている方にも、そうでない方にも、参考にしてもらえる記事になったと思います。

 

では、いきましょう!

 

メドピアキャリアエージェントについて

 

強み

Q. メドピアキャリアエージェントの、他にはない強み・特に力を入れているポイントなどを教えて下さい。

A. 日本の医師の約4割にあたる15万名の医師に登録いただいている「MedPeer」との集客の連携は強みの1つとなります。

現在、メドピアキャリアエージェントでは【関東】の【常勤転職】に特化してサポートをさせていただいております。

関東圏以外はサポート対象外となっておりますが、その分関東圏の医療情報は網羅し現在多くの医療機関からの求人のご依頼を受けております。

 

また、弊社のエージェントは医療業界・人材業界での経験が長く、十分な経験を積んでおります。ただ求人を紹介するだけではなく、先生方のキャリアのお考えやライフステージのご事情等を踏まえ、お一人お一人に合わせた最適なサポートをさせていただいております。

メドピアキャリアエージェントは設立から2年程度のため、まだ知名度としても高くなくご登録いただく先生方の数も多くありませんが、その分お一人お一人にお時間を掛けながらスピーディで丁寧な対応をさせていただいております。

 

なるほど…では、細かくみていきましょう。

 

対象エリア【関東エリアの転職事情】

Q. 現時点では、関東に特化してサポートされているとのこと。関東エリアの転職事情を教えていただけますか?

A. 診療科にもよりますが、関東では東京都心を中心に需給バランスの逆転が見られます

5~10年前は面接後に病院からお見送りをされることはほぼなく、あくまでも医師が優位性を持って転職先を選ぶという状況でしたが、昨今は逆に医療機関側がご一緒に働いていただける医師を選んで招聘しているといった印象を受けることが多いです。

勿論これはエリアによって大きく異なり、例えば東京都内でも23区内と東京都下とでは大きく事情が変わります。山手線内の医療機関であれば紹介や自己応募も多く採用に苦労しないケースが多いですが、都心からのアクセスが遠く、医師があまり住んでいないエリアではやはり医師の招聘に難航されています。

 

また、都心から離れたエリアは医師招聘のために給与の相場を高めに提示しますので、医師が集まりやすい都心の病院と、採用に苦労している郊外の病院とでは年収面にも大きな差が生まれやすいです。

これは東京以外の県でも同じことが言えます。尚、給与水準の観点で言えば、人口10万人当たりの医師数が最も少ない埼玉県は、東京都や他の2県と比較して全体的にやや給与が高めですが、こちらも都心からアクセスしやすい埼玉南部と都心からの通勤が難しい埼玉北部の病院とでは年収に大きな開きがあります。

また、埼玉県は大手の医療法人が経営している病院も多いですが、このような病院は基本的に医師の年次で給与テーブルが決まっていることが多いため(勿論イレギュラーもあります)、高額の給与提示をされるケースは個人病院であることが多いです。

転職において立地や通勤は先生方の中でもかなり優先順位の高い希望条件になりますが、この点を少し緩和されるだけでも候補の選択肢は大きく広がります。このあたりも是非エージェントに個別でご相談いただけたらと思います。

 

また時期は未定ですが、全国展開も検討しております。

 

コメント

土地が変われば、転職事情(待遇や入職難易度、仕事内容)も大きく変わります。地域に合わせた細かい情報をもっていると言うのは、大きな強みですね。

医師視点からみると、都心を中心に転職難易度が高く、給料水準も控えめというのはイメージ通りではありますが、「ここ5~10年で、医師が選ばれる立場になった」というのは、なんともリアルで生々しい情報ですね。

また確かに「大手法人の病院では、給料は各科横並びの年功序列が基本」というのは、体感としてありますね。専門分野の希少性や自身の能力によりインセンティブが得られる人は、少し規模の小さい病院を検討しても良いかもしれません。

 

エージェントさん

Q. 転職を成功させるうえで、エージェントさんの能力や医師との相性が、非常に重要だと感じています。エージェントさんは、どういった方々なのでしょうか?

A. いずれも医師の転職・キャリア支援に数年携わっています。

また、エージェント間での情報共有は適宜行っており、先生方お一人お一人に合わせた最適なサポートを提供できる体制となっています。

 

コメント

利用した医師の評判や口コミも、エージェントさんに関するものが多いようですね。例えばこんな感じ。

 

当初から細かい対応をしていただき感謝しています。初めての転職ですが、色々と客観的な評価を行いながら進められていると思います。
初めてお話しした時から頻繁に連絡をとらせていただき、不安を解消しながら面接まで終えることができました。ありがとうございました。
大変有能な方です。もし次に転職活動をする場合は同じ方でお願い致します。
親身、的確なサポートに大変感謝しております。
〇〇さんが対応してくれて、本当に当たりだったと思います。今後もぜひ面倒を見ていただきたいです。
大変良かった。貴社に依頼したのは、初めてだったが、何度でも頼みたいくらいです。

 

能力や相性というのは重要ではあるものの客観データとして示すのが難しいため、こういった口コミを参考にしつつ、実際に関わってみる必要がありそうです。

 

キャリア相談

Q. メドピアキャリアエージェントで、キャリア相談はできますか?

A. 可能です。強みの部分にも記載させていただきましたが、単に求人をご紹介するだけではなく、先生ご自身のバックグラウンドや今後のキャリア、ライフスタイルによってご相談内容も個別に対応させていただきます。

 

Q. 医師歴何年目くらいから、利用をさせて頂けますでしょうか?

A. ご利用自体は初期研修を終えていれば何年目でも可能となります。ただし、初期研修医については、お仕事の斡旋は難しいため基本的には受け付けておりません。

 

コメント

医師の間ではまだ一般的ではないようですが、

・こんな資格やスキルを持てば、ステップアップできる。
・こんな領域には今後大きなニーズがある。

といった情報を転職エージェントからもらい、そこから逆算してキャリア形成をしていくという方法もあります。

「苦労して資格を取得したけれど、医局を辞めた後は特にプラスになっていない…」と零す医師も時折みかけます。「知識や経験は無駄にはならない」とは言いますが、未来の自分を幸せにしてくれるような努力を積み重ねたいものです。

 

医療機関へのアプローチ

Q. メドピアキャリアエージェントでは、「楽採」というサービスを活用されているとのこと。これはどういったサービスなのでしょうか?

A. 「楽採」は、医師を採用したい医療機関と日本全国の紹介会社・エージェントをつなぐデータベースです。

医療機関は楽採を利用することで、全国の人材紹介会社のエージェントへ、手間なく「楽」に求人を案内することが可能です。全国2,500以上の医療機関に登録いただいており、700名のエージェントが活用しています。

楽採の求人リソースを提案できることで医師側にはよりマッチング度の高い求人案件が提案できるメリットがございます。

 

コメント

こういったサービスを使うことでより多くの医療機関=求人にアプローチすることができ、医師視点でみると、より希望に沿ったポストに就きやすくなるというわけですね。

 

メドピアキャリアエージェントの利用方法

まずは、メドピアキャリアエージェントホームページから登録します。

申込画面1

「お申し込みはこちら」をクリック。

 

申込画面2

 

必要事項を記入し、登録完了です。

5分程度で完了します。その後の流れは、下記の通り。

 

登録後の流れ

利用は全て無料です。

 

医師転職全般について

 

専門医資格の価値

Q. 専門医資格は、常勤医の転職において、どのくらい重要でしょうか?

A. あくまで感覚値ですが、求人の段階で明確に「専門医必須」とされているものは2割程度です。

応募に専門医が必須となるケースのほか、専門医の有無で給与が変わる場合もあります。

また、リクルートにおける専門医の重要性は診療科によっても異なり(専門医の診療で診療報酬が変わるケースなど)、例えば精神科では専門医よりも「精神保健指定医」の資格有無が重要になります。

面接以降になれば専門医の有無がネックになることはないですが、やはりエントリーの段階で専門医をお持ちの方が面接に繋がるケースが多く、特に病院の場合は施設認定等の都合からやはり専門医のニーズが一定数あります。

尚、クリニック勤務(特に訪問診療)の場合は専門医の有無が論点になることはほぼありません。

新専門医制度により、今後は医師のキャリアとして専門医資格を保有していることがよりオーソドックスな流れですので、明確な開業志向をお持ちの方や臨床以外のキャリアをお考えの方以外は、やはり専門医の取得をお勧めしたいところです。

 

コメント

専門医の応募しか受け付けていないポストが、2割程度。残りの8割のうちでも、一定数は専門医以外が書類選考で弾かれる。面接まで進んでしまえば資格の有無で結果は変わらない、というわけですね。

現時点では資格を問わないポストも多そうですが、今後は資格の重要性が増していきそうな雰囲気…ですかね。

 

専攻医からの相談

Q. 専攻医(3~5年目くらいの医師)からは、どういった相談がありますか?

A. 激務のためワークライフバランスを改善されたいとのご相談が最も多いです。

大学勤務の場合は更に薄給であることから、業務内容に見合わないとお感じの方も多くいらっしゃいます。

 

Q. 若手医師はワークライフバランス重視とも聞きますが、印象としてどうでしょう?

A. 仰るとおりの印象です。

どちらが正しいということではないですが、今の40代以降の医師とは考え方や働き方の優先度において大きな違いを感じます(もちろん全体論としての話ですが)。

 

Q. 「専門医資格を諦め、別の道を考えたい」という若手医師には、どんなアドバイスをされますか?

A. まずは将来的なご自身の医師としてのキャリア像(できれば着地点)をお伺いしたうえで、専門医を絶対に取得された方がよいのか、専門医がなくても将来的に困ることのない働き方(もしくは診療科)なのか等、お一人お一人に合わせたメリット・デメリットを明確にしたうえでアドバイスを行っています。

また、この時期は結婚や出産等のライフイベントの適齢期でもあり、もちろん先生方お一人お一人によってご事情は異なります。

あくまで「キャリア」という視点でのエージェントとしてのアドバイスをさせていただきながらも、希望されるQOLを大きく損なってしまうことがないよう、先生の優先順位を尊重したうえで最適な施設、最適な働き方をご一緒に模索し、候補となる医療機関側とも相談をしながら進めています。

ただ、一般的には研修を通して医師としての経験・スキルを培っていただく時期ですので、安易な転職で将来的に先生がお困りになられることがないようにすることは、とにかく大切に考えています。

 

コメント

専攻医の期間って、本当に本当に大変なんですよね。まだまだできることは少ないのに、仕事と責任は増えていきますし…医局人事など悩みも多いです。また最近では、専門医受験資格の複雑化・難化、シーリングなど新たな悩みも増えてきているようで。

「転職したい、環境を変えたい」という希望は多いでしょう。ただ「きちんと努力と苦労をして成長しなくてはいけない時期」であるのもまた事実。

「利益優先で安易に転職を勧めない」というのは、好感が持てますね。

 

転科

Q. 新専門医制度の導入によって、転科をして専門医資格を取得するというのは、ハードルが高くなったように思います。そのあたりの難しさも感じておられるでしょうか?

A. 仰るとおり研修施設も限られており、また余程のコネクションや転科への強い思いがない限りは、ストレートの年次の先生が優先されてしまいます。

特に枠の少ない人気の診療科への転科は非常にハードルが高く、そのような意味では私たちのような紹介会社が介在する余地もほぼないです(勿論、エリアや診療科によって異なりますが)。

 

Q. そんな中でも、転科がしやすい科・領域はあるでしょうか?

A. 精神科、訪問診療、美容領域です。

精神科は、精神疾患の多様化や患者数の増加、また認知症の診療も行うことなどから一定のニーズが高い診療科です。

専門医よりも精神保健指定医が優先される診療科で、指定医の有無により対応可能な臨床業務の幅が大きく変わることから特にリクルート時には重要となる資格ですが、専門医と違い認定された研修施設に限定されることがないため(必要な症例があれば取得可能)、他の診療科と比較してハードルは低めです。

 

訪問診療は、国の方針でもあることからニーズが非常に高く、まだまだ医師数が十分でない診療科の1つです。

その点では、需給バランスとしても医師が優勢であり、専門的な診療スキルよりはジェネラルに全身管理ができる診療レベルとコミュニケーション力が求められます。

初期研修修了後、または専門研修を中断して訪問診療医としてのキャリアに進まれる方も実績として多いです。

 

最後に美容領域ですが、これは問診をメインとする脱毛やAGAのクリニックから、美容外科手術を行うクリニックまで幅広く存在します。

問診メインのクリニックであれば一定の研修やマニュアルで診療が可能なため、未経験の先生でも即戦力として活躍いただくことが可能です。

美容外科クリニックはほぼ大手に限定されますが、若手医師への研修・指導体制を構築されているケースが多いため、転科もしやすい環境になります。

 

コメント

僕がお世話になったベテラン医師のなかには、転科を経て自分に合う働き方をみつけられた方も多くいます。

ただ最近では、そういった「キャリアチェンジ・やり直し」のハードルがかなり上がってしまっているようで、非常に残念に思います。

選択肢はある程度限られてしまいますが、今自分が歩いている道が「合わない」と感じたときには、上の3領域を中心に検討してみてはいかがでしょうか。

 

転職しやすい科・難しい科

Q. 求人数が多い科と少ない科があると思うのですが、ズバリ何科医が転職しやすいでしょうか。

A. 一般内科は求人ニーズも非常に高く、病院やクリニックでの勤務のほか、訪問診療や健診など働き方としての選択肢も多いため転職しやすい診療科と言えます。

転職のしやすさは求人数に比例するため、消化器内科、整形外科と続きます。

一方で、外科系の診療科は大学医局と関連していることが多いため、紹介会社を経由した転職としてはやや選択肢が狭まります。また、病理や放射線治療など大学や一定レベル以上の急性期病院でしか行っていない診療科については必然的に候補施設が少なくなることから、転職はややハードルが高めです。

当然のことながら、基本的には【求人数(=採用ニーズ)】×【医師数】の需給バランスで、需要の高い診療科の医師が転職はしやすいです。

 

転職失敗

Q. 長く働ける職場を一回の転職でみつけられる医師と、職場を転々としてしまう医師で、違いや傾向はありますか?

A. 長く働いていただくうえで、もちろん給与をはじめとした待遇面が充実していることは重要ですが、それ以上に「ご自身のやりたい医療が実現できるか」や「一緒に働く医師や病院の雰囲気が自身にフィットするか」が重要です。

条件面だけを重視してしまうと、得てして入職後に事前に考えていた勤務イメージと違ったり、病院の雰囲気や人間関係が合わないといった理由で苦労され早期退職に繋がる傾向が多くなります。

逆に長期的にご活躍いただける方は、紹介会社から提供される情報だけでなくご自身でもHPをご覧になられたり知り合いの方にお話しを聞かれたりしながら病院のリサーチをされていることが多いです。

先生方お一人お一人によって転職時に大切にされる軸があると思いますが(例えば診療内容・症例やQOLなど)、その軸をブラさずに転職される方は長期的な就業に繋がるケースが多く見受けられます。

転職理由として「入職後に齟齬があって・・・」というご相談を頂戴することも多いです。

「面談時に可能な限り十分なすり合わせを行う」「院長や診療部長だけでなく一緒に働くことになる同じ科の先生にも会う」「可能であればトライアル勤務を行う」等を行うことにより、ご自身で納得され長期的に働くことができる施設への入職が可能となります。

 

Q. 一般的に、どのくらいの転職回数からマイナスのイメージを持たれるのでしょうか?

A. 勤務医は、平均して4~5回程度の転職をされると言われています。

そのような点で申し上げると、医局人事を除き10回以上の転職をされていると転職回数が多いという印象を受けます。

但し、ご年齢や背景によっても異なりますので一概に転職回数だけで判断するのは難しいです。また、転職回数もそうですが、どちらかと言えば短期的な転職を繰り返していたり、臨床に大きなブランクがあったりする方がマイナスイメージにはなります

医療機関も採用にあたっては長期的にご活躍いただきたいとのニーズが前提になることが殆どですので、特に短期的な転職を繰り返している場合は採用してもすぐに退職されてしまうのではないかと懸念されることが多いです。

 

Q. 失敗、後悔しないために、できることはありますか。

A. 前述の内容とも重複しますが、条件(主に年収)だけで判断をせず、その医療機関で自身の希望する診療ができるか、ワークライフバランスに無理がないか、病院の方針や医師をはじめとした他のスタッフの雰囲気は自身にフィットするか等、十分にリサーチし納得されたうえで転職をされることです。

病院の情報については私たちのような転職エージェントをご活用いただくほか、お知り合いの先生づてでお話を聞くことも可能かと思います。

また、面接時に不明点や懸念点は払拭しておくことも大切で、多少手間をかけてでも入職後の齟齬といったリスクを低減することができます。

紹介会社を利用される場合は、エージェントをうまく活用いただくことがポイントで、例えば医師が質問をするとマイナスイメージになるようなもの(年収やQOL寄りの質問等)はエージェントのパート、診療の内容や病院の方針等については医師のパートというように棲み分けをしていただくと、ポジティブな印象を損なわずに聞きづらい情報を得られたりもします。

転職エージェントをうまく活用いただけたらと思います。

 

医師転職のトレンド

Q. その他、ここ最近の医師転職市場のトレンドなどはありますか?

A. 上記の内容と重複しますが、特に都心であれば需給バランスの変化が最も注視すべきトレンドと思います。

地域や診療科によっての偏在はあれど、令和11年頃には需給バランスが均衡するともいわれており、今後医師の転職市場は大きく変動することが予想されます。

そのような点を踏まえると、候補施設の選定にあたり多少妥協をされることや、面接にあたってきちんと準備をされることなどが今後さらに必要になってくるかもしれません。

 

その他のトレンドで申し上げると、ここ数年で美容領域を中心とした自由診療が人気となっています。

立地面で都心部がメインであることや給与水準が高いこと、未経験の医師でも転科がしやすいことなどが理由として挙げられますが、もちろん医師としてのキャリア形成を考えるとデメリットもあります。

上述のように将来的に(地域や診療科により)医師余りの時代がくる可能性も考慮すると、自由診療への転職は是非慎重に考えていただきたいと思います。

 

コメント

・令和11年頃には需給バランスが均衡する
・すでに都市部では、需給バランスが変化している
・医師余りの時代が来る

これらは「直視したくはないけれども、確実にやってくる未来」ですよね。令和11年というと、たったの7年後の話。

 

僕自身も、

・【自分自身の】常勤ポストを確保する (【医局の】ではなく)
・今はちょっと無理をしてでも、非常勤ポストを多めに開拓しておく
・これらの職場を中心に、医師としての信頼を積み重ねておく

という準備を始めています。

キャリアについて考えるのは、もうあまり先延ばしにしないほうがいいかもしれませんね。

 

まとめ

Q. 最後に、転職を考えている、迷っている医師の方に、一言お願いいたします。

A. 弊社では、先生方お一人お一人のキャリアと生活をご一緒に考え、最適な環境をお選びいただけますようサポートをさせていただいております。

既存の求人をそのままご案内差し上げるだけではなく、医療機関への相談や交渉を行いながら先生がご活躍いただける働き方をアレンジしたり、積極的に求人をされていない医療機関に対してアプローチをしてプレゼンさせていただき求人を作り出すといったこともさせていただいております。

転職前提でなくとも、ご自身の今後のキャリアにお悩みの際は是非ご相談ください。

 

さて、いろいろな質問をしてみましたが、いかがだったでしょうか。取材をしてみて感じた【メドピアキャリアエージェントの強み】、下の2つです。

・関東地方の、転職情報が豊富。
・医師転職全般に関する情報が豊富。「昔は、現在は、未来は…」など、時間軸を意識したアドバイスが、特に参考になる。

 

・関東地方で転職を考えている方
・メドピアキャリアエージェントに興味を持たれた方
・その他、記事内容に関するご質問など

は、こちらからどうぞ。

【メドピアキャリアエージェント】

 

では、今回はこれにて終了です。

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