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転職エージェントと転職サイトの違い知っていますか【医師転職】

2021年7月30日

転職エージェントとサイト

 

こんにちは、コアライ ミナトです。

この記事を書いている僕は、退局/転職を経験した30代の勤務医で、医師転職や医局について情報発信をしています。

さて、今回のテーマは「転職エージェントと転職サイトの違い」です。

転職を考えている医師の方は、この2つの違いをご存知でしょうか。

 

この記事を書いている時点の医師転職市場では、転職エージェントが圧倒的に強いです。そんな背景もあり「転職サイト」といっても、実際は転職エージェントを指している場合がほとんどでした。

ただ最近では、本来の意味での「医師転職サイト(あるいはそれに似たもの)」も見かけるようになりました。

そこで今回はこの2つについて、転職経験者としての視点も交えながら比較してみます。

この記事を読むと分かること

  • 転職エージェントとサイトの違い
  • 転職エージェントの良いところ
  • 転職サイトの良いところ
  • 転職エージェントをおすすめしたい理由

では、行きましょう!

 

\医師 転職エージェントを1社ずつ取材し、徹底比較しました/

転職エージェント比較記事は こちら

 

転職エージェントと転職サイトの比較

 

転職エージェント

こちらは対人型のサービスであり、転職エージェント会社に所属する担当者(=エージェントさん)のサポートを受けます。

まず医師を採用したい病院は、エージェント会社に求人を依頼します。

医師側も転職エージェントに登録し、エージェント会社が保有している求人を紹介してもらいます。

エージェントさんに相談/アドバイスを受けながら、応募する病院を決定します。

転職が成立すると、その医師の年収の数十%に相当する額を、病院側がエージェント会社に支払います(一回限り。毎年ではありません)。

エムスリーキャリアエージェント、医師転職ドットコム、マイナビドクターなど名前を聞いたことのあるサービスは、いずれも転職エージェントです。

 

転職サイト

WEBサイトを介したサービスで、エージェントさんは介在しません。

病院側は、転職サイトに求人案件を掲載します。

この段階で、求人掲載料を転職サイトに支払います(この点は転職サイト全体の一般論であり、医師転職サイトも同様かはわかりません…)。

医師側は自由に求人を検索/閲覧できます。気になる求人があれば、直接病院に連絡を取りし、自分で交渉を行います

最近、このように病院と医師を直接繋ぐサービス(=転職サイトあるいはそれに似たもの)もでき始めているようです。

まとめると、こんなイメージです。

ここからはそれぞれの特徴について、詳しくみていきましょう。

 

転職エージェントの良いところ

 

求人数が多い/非公開求人がある

執筆時に僕が調べた限りでは、エージェントのほうが求人数は多いようです(医師の転職業界では)。

大手エージェント会社では常勤の求人を1~数万件抱えており、それに匹敵するような転職サイトはみつけられませんでした。

さらに非公開求人にアプローチできるのも、エージェントの特徴です。非公開求人とは、病院名や雇用条件をオープンにしていない求人のことです。

・病院の経営状態に関係するから。
・好条件での求人なので、現職医師に知られたくないから。

このような事情で非公開となります。

ちなみに、エムスリーキャリアエージェントを介して転職した医師の、90 %が非公開求人を利用したそうです。

 

事務作業が楽

転職エージェントはエージェントさんが、病院への質問、交渉といった事務作業を代行してくれます。対して転職サイトは、自分でこれらを行います。

仕事をしながらの転職活動では、これらが本当にありがたかったです。

・自分の条件に合った求人を、一覧にしてもらえる
・サイトに求人が出ているけど、実はもう募集していないものを外してもらえる
・病院への質問/交渉で、医師が気を使う必要がない
・根掘り葉掘り雇用条件について尋ねても、医師本人の心証を損ないにくい

具体的には、こんな特徴があります。

これから働くかもしれない病院と、給料や当直頻度の交渉をするのは、かなりの労力を使います。

僕はうまくできる自信がありません。

 

転職相談ができる

エージェントさんに相談したり、情報を教えてもらいながら転職活動を進められるのも良いところです。

・転職活動の進め方
・履歴書の書き方(おかしいところは直してもらう)
・エージェントさんからみた、その病院の印象
・近隣地域の情報

こんなことを、教えてもらえました。

フルタイムの常勤か、週4常勤+非常勤か、非常勤かなど、働き方そのものに関する相談にものってもらえますよ。

 

僕の場合は、こんなこともありました。

この病院、他の条件は良いのですが、ちょっと気になることがありまして…〇〇〇ってよくあることですか?
う~ん…あんまり聞かないですね…
やっぱり…この病院は避けておきます。

こんなやり取りもあって、満足できる転職につながりました。

 

エージェントが作った契約書を交わせる

医師-病院間の雇用においては、細部を決めることなく、曖昧なまま働き始めるという風潮が未だにあります。

・医局人事によって、医師は給料がいくらかわからないままに就職をする。
・医師であれば、契約どうこうよりも、とにかく目の前の患者のために尽くす。

こんな文化が背景になっているのでしょう。

ただ本来それは良くないことで、雇用条件を明確にした上で働くべきです。

エージェントを通すと、エージェント側が作成した契約書を交わすことができます。これには交渉で決まった条件も、織り込んでもらえます。

 

アフターフォロー

エージェントはアフターフォローも充実しています。

転職してすぐに辞められてしまうと、下記のような理由でエージェント会社としても困るからです。

・エージェント会社のイメージを損なう。
・報酬の一部を返還しなくてはならない。

 

残念ながら「転職前の説明と、実際の雇用条件が違った」という状況は、時折あるようです。

こんな状況を100 %避けることは難しいですが、そんなときにプロが味方になってくれるとありがたいですね。
転職後にも、エージェントさんが気にかけてくれます。

 

転職サイトの良いところ

 

雇用のための費用が安い

医師側は、エージェントもサイトも無料です。

しかし先程も書いたとおり、エージェントを介して医師を採用すると、病院側が医師の年収の数十%をエージェント会社に支払うことになります。

転職サイトの場合は、採用のための費用が安くすむ傾向にあります。

この費用を安く抑えることで病院側は得をしますし、その一部を医師の給料として還元できればWIN-WINだ、というのが売りのようです。

 

自分のペースで転職活動ができる

転職サイトの場合はエージェントさんがつかないため、自分のペースで転職活動を進めることができます。

僕は、転職を無理に勧めてくるようなエージェントさんとは出会いませんでした。ただ「とんとん拍子に話が進むものだな」とは感じました。

 

転職エージェントがおすすめ

 

転職エージェントがおすすめ

さてエージェントとサイト、それぞれの特徴をみてきました。

実際に転職を経験した感想として、エージェントの利用をおすすめします。もし自分が再度転職することになっても、エージェントを使うと思います。

改めて、エージェントの良いところはこちら。

・事務作業の代行
・転職相談
・多数の求人(非公開求人)
・エージェントが作成した契約書
・アフターフォロー

サイトを利用して、抑えられた採用費用の一部が、もしも医師に給料として還元されれば確かにありがたいです。

ただ実際にエージェントを通した時と比べて給料が高くなるか、どれだけ還元されるかは不透明なのが現状です。

それであれば、サポートが受けられ転職がうまくいく確率が少しでも上がるほうがいいと感じます。

転職に失敗したときのコストを考えると...

 

転職サイトも良いと思える状況

転職サイトの利用も良いと思える状況は、下記のとおりです。

・転職に慣れて、自分でうまく交渉ができる。
・非常勤、スポットバイトなどの求人(生活への影響が比較的小さい)。

転職サイトは玄人向け、という印象です。

 

まとめ

転職エージェントと転職サイトを比較してきました。

ポイント

  • どちらも医師側は無料
  • 病院側は、エージェントを使うと費用が高くなりがち
  • エージェントはサポートが手厚い
  • サイトは金銭面で得をする、かも?
  • 転職初心者にはエージェントがおすすめしたい

 

医師にとって転職は、一世一代の大イベント。後悔のない決断をしたいものです。

さて、今回は以上です。

 

おすすめの転職エージェント

エムスリーキャリアエージェント

Dr.転職なび

民間医局

マイナビDOCTOR

医師転職ドットコム

転職を考えているなら、この中から2~3つ登録するのをおすすめします。

 

▼これらをおすすめする根拠はこちら▼

▼エージェント登録の方法など、転職活動の全行程はこちら▼

・面接は〇〇を通して申し込むのがおすすめ
・内定を保持しておけるのは、約○日間
・〇〇の時期は、気分が落ち込みやすいので心の準備を

など、重要ポイントも多数解説しています。

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